ストックフォトで売上を伸ばすためのキーワードとタイトルの正しい登録方法
ストックフォトで売上を伸ばすためのキーワードとタイトルの正しい登録方法
見落としがちな作品情報登録のキホン
ストックフォトで作品を登録して販売を開始したけど、なかなか思ったように売れないといった経験をされていませんか?そんなときは、もう一度ご自分の作品の登録情報を見直すことで改善されるかもしれません。
今回、amanaimages PLUS では作品に設定する情報の中でも重要な「キーワード」と「タイトル」について解説します。
購入ユーザーに見つけてもらう「キーワード(タグ付け)」を登録しよう
画像素材を探している多くのユーザーは、必要としている画像を見つけるためにキーワードによる検索を行います。例えば、2人で会話をしている日本人の女性のイメージが欲しいときは多くのユーザーが「人物」「2人」「女性」のような複数のキーワードから欲しいイメージを検索します。
もし、あなたが販売している作品をユーザーが欲しいと思っていたとしても、これらのキーワードがひとつでも設定されていなければ、作品を見つけてもらう可能性がかなり低くなってしまいます。
じゃあ、どうしたらいいのか。そこで、クリエイターに覚えて欲しいユーザーに見つけてもらうためのキーワード設定の2つのポイントをお伝えします。
1. 作品に写っている「事実」を登録する
2. 作品から「連想される言葉」を登録する
たったこれだけのポイントを守るだけで、あなたが登録した作品のテーマで画像を探しているユーザーがいれば、あなたの作品に巡り合う確率はグンとアップするでしょう。では、下の作品を例にしてキーワードを設定してみましょう。
まず、映っている事実で設定できるキーワードを考えてみましょう。簡単なものでも「人物」「屋内」「男性」「女性」「歩く」などが挙がると思います。出来る限り主要なキーワードから設定していくことが大切です。なぜなら、細かくなりすぎるといくつでも設定できてしまうため、この作品がもつテーマや印象に大きく繋がるキーワードから優先的に設定していきましょう。
連想される言葉では「社会人」「通勤」「朝」「ビジネス」「急ぐ」のようなキーワードが設定できそうですね。作品をよく見て、連想できる時間帯や雰囲気、感情や動作なども設定するとより効果的です。また、単語としてキーワードをひとつずつ登録します。文章になってしまったり、単語を繋げたような表現は避けてください。
◯ 正しいキーワードのつけ方: 「社会人」「通勤」「朝」「ビジネス」「急ぐ」
× 悪いキーワードのつけ方: 「急ぐ社会人」「通勤するビジネスマン」「明るい朝の光」
amanaimages PLUS の場合、作品をアップロードするとAI(人工知能)が画像を分析して自動でキーワードを取得します。この便利な機能を使えば、キーワード登録にかかる時間をより短縮することができます。画像分析によるキーワード自動取得機能を追加しました
キーワード設定の注意点
地名や施設、動物や植物の品種など情報が正しくなければならないものもあります。この場合は、かならず正確な情報を設定してください。購入者が誤った情報で広告などに画像を使用してしまうと、後々大きなトラブルに繋がる恐れもあります。不確かな場合はあえて設定しない事も大切です。
また、とにかくたくさんのキーワードを設定すればいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、適切なキーワードが多いのが一番良いのですが、どこにも映ってない要素だったり、まったく関係のないキーワードが設定されてしまうと、購入するユーザーにとって欲しい画像素材を探す上でのノイズとなりますし、検索結果の順位も下がり、クリエイターの評価にも影響してしまう可能性があるため気をつけましょう。
作品の内容がひと目で理解できる「タイトル」を登録しよう
キーワードと同様にタイトルも作品を具体的に説明することが大切です。上の作品を例に適切なタイトルとそうでないタイトルを比較してみましょう。
◯ 正しいタイトル: 青空と満開の桜
× 避けたほうがよいタイトル: 暖かい春の素敵な風景
ストックフォトの場合、抽象的な表現を避けて作品を見なくても容易にその映像がイメージできるタイトルを設定することを心がけましょう。
購入するユーザーの気持ちを考えることが売上アップの近道
ユーザーは常に必要としている素材のイメージと、連想する言葉を頭に思い浮かべながら画像素材を探しています。彼らにあなたの作品を見つけてもらうためには、作品に登録する情報がいかに重要かということを理解していただけたかと思います。
作品のクオリティを追い求めるだけではなく、適切な情報登録を行うだけでも売上のアップは見込めます。みなさまの作品登録を心よりお待ちしています。
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